黒糖で魚の臭みも防げます!「秋刀魚と秋なすのキッシュ」

日本の魚は四季それぞれありますが、洋風にすると臭みが出やすい青魚も多いですよね。
黒糖はそんな臭みにも負けない複雑味で緩和させることもできます。「塩と黒糖」で新しい黒糖の使い方を覚えてくださいね!

作り方
材料(3~4人前)
  • 【生地 直径20cmの型】
  •  薄力粉|100g 
  •  米粉|20g  
  •  オリーブオイル|45g
  •  塩|ひとつまみ
  •  水|45g
  • 【具材】
  •  秋刀魚|2尾(魚売り場で3枚下ろししてもらう)
  •  なす|2本(長いまま皮を剥いてラップしてレンジで柔らかくなるまで。その後キッチンペーパーで水気を切っておく)
  •   A:塩|小さじ2
  •   A:粉黒糖|小さじ2(かち割りならレンジで10秒温め全体を粉にします)
  •   A:卵|2個
  •   A:粉黒糖|小さじ1杯
  •   A:牛乳|100cc
  •   A:生クリーム|50cc
  •   A:白コショウ(粒)|10粒
  •   A:とろけるチーズ|適量

【生地】

①タルト生地の材料を全てボールに入れて練り上げる。全体がギリギリまとまるくらいの水分を調節しながら捏ねて冷蔵庫で30分休ませる。

 

②生地をラップでサンドしてタルト型のひとまわり大きいサイズに麺棒で平らに伸ばし再度10分休ませる。

 

③ラップを剥がし生地を型の真ん中に合わせて置いて、奥側から左手の親指でタルトの内側を型側面に合わせて押さえ込み、肩からはみ出した部分を右手の親指で型の外側に折る。

 

④反時計回りにしながら型全体に敷けたら、型の上に綿棒を置いてゴロゴロ転がしてはみ出した部分を全て切り落とす。

 

⑤冷蔵庫で20分寝かしてから底辺にフォークで10回ほど刺して穴をあけ180度のオーブンで5〜10分薄っすら色づくまで焼き上げる。

 

【具材】

①さんまの身側にAを均一に振り10分置く。軽く水洗いしてペーパーで拭き取ります。分量外の薄力粉を皮面に振り、油を敷いた強火のフライパンで皮面だけこんがり焼き上げます。

 

②空焼きしたタルト型に、水分を取り一口大にカットしたなすとさんまを擦り切りまで並べます。

 

③Aの具材を全てボールに入れよく混ぜて、具材を入れたタルトに流して170度のオーブンで全体が色付くまで焼き上げて完成です。

※一旦冷めてからカットしてオーブンで再度焼き立てをお召し上がりください。

 

 〜 ポイント 〜

塩で魚の臭みの元になる水分を出して、黒糖のコクを馴染ませることで素材に自然な旨味を加えます。

他の魚介、肉、野菜どんな食材でも生かせます。